紅型作家
千葉聖美
2003年 沖縄県立芸術大学 修了
2010年 沖縄県立工芸技術支援センターにて紅型の工芸技術指導を3年間勤める
2014年 沖縄県内リゾートホテル建設に伴い客室アートとして紅型の額を全室手がける
2018年 レクサス匠プロジェクトにて沖縄県代表に選出
県内外にてグループ展開催
紅型を身近なものに代えて、沢山の人に発信していきたいという思いで日々制作しています。
沖縄県立芸術大学で染色の基礎・紅型の伝統技術を学び、卒業後、沖縄県工芸指導所にて更に高度な技術を身に付け
、終了後紅型工房羽衣地を立ち上げる。 主に額・帯を中心に制作活動をする。
グループ展に参加しながら、雑誌の企画で他業種の作家とのコラボ商品を制作。
2010年から3年間沖縄県工芸技術支援センターにて、紅型研修生の指導を務める。
2014年県内リゾートホテル建設に伴い客室アートとして紅型の額を全室に手がける。
作品紹介
◆紅型を通して得た喜び
作品が完成し、お客様に喜んでいただく時は、緊張感から解放され、喜びとホッと安堵する瞬間です。最近は他分野のモノ作りの方とお会いする機会が増え、それがとても嬉しいです。今までは、展示会などで同じ紅型作家の方との交流はあったのですが、2018年にレクサス匠プロジェクトという全国のモノ作りをされる匠の方々が一同に介して集まるプロジェクトで、沖縄代表として参加しました。
各地の伝統工芸士や職人の方と約1年に渡り、今までにないモノ作りをするハードな企画でしたが、同じモノ作りをする者同士で色々な話が出来ました。違う分野だからこそ話せる事や、作り手の思いなどの話しがとても刺激的で充実した時間でした。今でも他愛もない話から展示会や作品の事で連絡を取り合っていますが、紅型をしていたからこそ、出会える人たちとの縁が、何よりの喜びです。