紅型作家
金城宏次
1969年沖縄市(旧コザ 市)生まれ。
大学浪人中にプリンSHOPでアルバイト(版下作り)大学3年の終了まで続ける。
1995年沖縄県立芸術大学 工芸専攻染コース卒業 。
卒業後、名渡山工芸館(紅型工房)に勤める。
1997年独立 創作活動始める。
2002年沖縄市胡屋に紅型工房 構える。
2010年沖縄県工芸士認定。
2017年 沖縄銀行女性行員用コサージュ デザイン画採用。
着物・帯・ストール・額装などの紅型作品からポストカード・ポスター・Tシャツなどに商品化。
県内外のギャラリーで個展・グループ展に参加。
ショッピングセンター・デパートでのイベント催事等に出展。
○沖縄県工芸公募展
2000年 佳作
2016年 デザイン賞
○りゅうぎん紅型デザインコンテスト
1996年 佳作
1998年 技術賞
2000年 奨励賞
2001年 デザイン賞
2003年 奨励賞
2007年 技術賞
2008年 デザイン賞
2010年 技術賞
○沖縄市工芸コンテスト
2014年 クラフトマンシップ賞
2016年 グランプリ
2017年 奨励賞
https://www.instagram.com/kinjohiroji/
作品紹介
◆自身の紅型の押し・魅力。
押し–古典
「古紅型」は顔料による鮮やかな色彩が目を引きす。
文様を注視しすると、沖縄にない雪輪や枝垂れ桜、牡丹、萩などの文様を多く見かけます。四季にとらわれない、自由で大らかな文様構成と多彩で大胆と言える配色は、紅型ならではのものです。独立した頃、首里の県立博物館へ「古紅型衣装」の色調・配色をガラス越しに良く観に行きました。当時は、紅型の本・資料が手元になく本物を直視することが、創作する上で大事にしてる事でした。今でも、紅型作品集・資料等は欠かせなく、文様の構成と顔料の色調・配色は「古紅型」から学ぶことが多々あります。
今でもボロボロに壊れた、ワイド版染織の美「琉球紅型」に助けられています。